2011年06月27日

米国でも特許申請は先願主義?

同じ発明について複数の特許申請がされた場合にはどう扱われるかというと、せっかく申請したんだから、みんなに広く特許権を認めてあげましょうなどというおおらかな扱いではなく、日本では一番最初に特許庁に申請手続をした人が特許を受けることができます。早い者勝ちです。
この考え方を先願主義といいます。先願主義という言葉を知っているかどうかは別として、早い者勝ちであるというのは誰でも知っていそうですね。

先願主義は日本のみではなく、欧州、韓国、カナダ、フィリピンなどほとんどの国で採用されていますが、米国だけは先発明主義を今のところ採用しています。
先発明主義というのは、一番最初に発明したもん勝ちというある意味かっこよい考え方ですが、発明した日ってそれほどはっきり決められるものでもなさそうだし、そういう発明した日を基準にしちゃうと特許申請手続をして特許権を取得できたとしても不安定な状況になっちゃいそうです。
日本でも昔、先発明主義を採用したことがあったのですが、うまくいかずに先願主義に改めたことがあります。

最近、先発明主義を採用していたアメリカでも先願主義へと移行する改革法案が下院を通過したそうなので、世界的に先願主義が採用されるようになる可能性が高そうです。



posted by tokkyo at 23:25 | 特許申請 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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