2013年04月06日

特許申請が一定期間経過後公開されないと

特許申請された日から一定期間経過した後にその発明の内容を公開する出願公開制度がまだ採用されていなかった時代には、例えばライバル会社が競い合っている技術に関する発明について既に特許申請していたにもかかわらず、特許申請の審査待ち期間が長期化し出願公告が遅れると、長い間、その事実を知ることができない場合がありました。
そのライバル会社の特許申請が何年も経ってから権利化されると、既に特許申請されていたことを知らずにその特許発明と同じ技術を研究、分析等していた会社は、研究等の継続を断念せざるを得なくなってしまう場合があり、大きな損失を被ってしまうことが考えられました。

また、そのようなことを防止するために、権利化する価値があるかどうかなどの特許申請前の判断をきちんとすることなく、ライバル会社と競合しそうな技術に関してはとりあえず少しでも早く特許申請をしておこうとする傾向となり、特許申請件数が増加して、審査遅延を招き、悪循環になってしまうことがあったかもしれません。

また、出願公告されるまでは特許申請された発明の内容を知ることができないために、知っていれば申請されなかった同じ内容の発明の特許申請が無駄に増えてしまい、審査の長期化を招いてしまうというおそれもありました。



posted by tokkyo at 23:43 | 特許申請 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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